世界ラリークロス選手権第11戦は9月30日、ドイツのエステリンクでQ1とQ2の走行が行われた。前戦のラトビアでクラッシュし負傷、25日に鎖骨を固定する手術を受けていたペター・ソルベルグも出走。Q1ではレースこそ5番手タイムだったが、ラップレコードを更新。さらにQ2では3番手タイムをマークし、Q1とQ2を終えた時点での中間リザルトでも3位に立っている。
「エステリンクのスタートラインに立てただけでも素晴らしいのに、中間リザルトで3位に立ち、ラップレコード(35.829)をマークできたなんて、現実じゃないみたいだ!」とソルベルグ。
「今は休むけど、明日の朝起きて次のレースに向かうよ!」
中間リザルトでトップに立ったのは、2016年チャピオンのマティアス・エクストローム。
「かなり楽しかった。古いタイプのラリークロスでグラベルが多くてとてもスリッパリー、だから大好きなんだ」と語るエクストローム。
「スリッパリーなところでもしっかりコントロールできて、ドキドキする感じが足りないほど。もっとスリッパリーなコンディションの距離が多ければいいのに、と感じたよ。みんな、ここではいいスタートを決めることがとても重要だと分かっている。スタートではいい滑り出しを決めるために集中するが、走り出した後もうまくバランスを取っていかなくてはならないし、いいタイムを出すには自信も必要だ」
世界RXエステリンク 中間結果
1 M.エクストローム(アウディS1 クワトロ)
2 T.ハンセン(プジョー208)
3 P.(フォルクスワーゲン・ポロ)
4 A.バックラッド(フォード・フォーカルRS)
5 J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロ)
6 K.ハンセン(プジョー208)