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GRCロスアンゼルス:スバルのサンデルが最終戦をポディウムフィニッシュで飾る

©subaru.com/rally

米国拠点のグローバルラリークロスチャレンジ(GRC)は、今季の最終戦となる第12戦のファイナルが10月14日にカリフォルニア州ロスアンゼルスで開催され、SUBARU WRXで参戦を続けるスバルラリーチームUSAのパトリック・サンデルが3位でフィニッシュした。

サンデルは前戦に続くポディウム獲得で、これで今季3度目のポディウムフィニッシュ。チームメイトのクリス・アトキンソンと合わせて通算5回のポディウムに上がったことになり、とくに最後の5戦では4度表彰台に上がっている。1年を通して改良が続いた600馬力のWRX STIが、上々の形でシーズンを締めくくった。

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13日に始まった競技では、サンデルがヒート勝利やセミファイナルで2位に食い込むなど、手堅いリザルトで滑り出した。ファイナルでもスタート直後に2番手につけたサンデルは、10ラップのレースのほとんどで2番手を守り、首位との差を詰め続けた。しかし最後の2ラップに差し掛かったころにタイヤの摩耗が激しくなってくると、苦戦したサンデルがわずかにスローダウン。それでも3位でフィニッシュラインを超えることは譲らなかった。

「ファイナルでは会心のスタートを決めることができ、その後もクリーンにラップを消化することができた。しかし、終盤に入ってタイヤが減り始め、その後はマシンを確実にフィニッシュに持ち帰ることに努めた」」とサンデル。
「全体としてはいい週末だったし、勢いを保ったままシーズンを終えることができた。スバルとバーモント・スポーツカーが今年費やしてくれた努力に感謝している。このチームと一緒に取り組むのはうれしかったし、ファンからの応援も素晴らしかった。来年が本当に楽しみだよ」

アトキンソンはチャレンジングな週末となり、最初のヒートレースで開幕ラップから他車のアクシデントに巻き込まれ、リヤを激しくヒット。ファイナルでは、グリッド最後方からのスタートとなり、6番手まで順位を上げたが、パンクによりリタイアを余儀なくされた。アトキンソンの順位は総合9位となった。

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なおスバル・ラリーチームUSAは、クリス・アトキンソンとパトリック・サンデルがワークスドライバーとして、2018年も同チームからGRCに参戦することを発表している。

このGRC最終戦では、2位でフィニッシュしたアンドレッティ・オートスポーツのフォルクスワーゲン・ビートルを駆るスコット・スピードが、3年連続となるタイトル獲得を決めた。

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GRCロスアンゼルス:ファイナル結果
1. T.ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル) 7:28.981
2. S.スピード(フォルクスワーゲン・ビートル) +2.551
3. P.サンデル(スバルWRX) +3.285
4. C.ビッガム(フォード・フィエスタST) +6.428
5. S.アーピン(フォード・フィエスタST) +6.429
6. M.デジョン(ホンダ・シビック) +10.798
7. S.エリクソン(ホンダ・シビック) +11.263
8. A.ダイン(フォード・フィエスタST) +15.107
9. C.アトキンソン(スバルWRX) DNF
10. O.エリクソン(ホンダ・シビック) DNF

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