[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
セバスチャン・ローブ/総合首位
「大勢の情熱的な観客の前で、8度目のラリーアルゼンチンの勝利を決めることができたのは、最高だね。僕にとって勝利は必ずしも必要とされることではなかったが、自分のペースが相応だと分かってからは本気で攻めたよ。チームのためにも、ここで勝つことができてうれしいよ」
ミッコ・ヒルボネン/総合6位
「日差しも出て、たくさんのファンが集まりステージも素晴らしかったので、いい一日だった。今日は、ドライビングをとても楽しめた。自分のペースはよく、マシンは完璧。まずまずのタイムを出すのはそれほど難しくはなかった」
[カタールMスポーツWRT]
エフゲニー・ノビコフ/総合4位
「正直言えば、今日3本目のステージ(SS13)の後にすべてが終わったのだと思う。ハードに攻めていたが、ヤリマティが僕らよりもかなり先行した。その時に、ポディウムを諦めて走り切ることに専念するべきだと理解したんだ。
パワーステージは抑えて、少し集中力を欠いていたのだと思う。あのステージでスピンをしてしまった。プッシュをしていたわけではないんだ。でもあのステージでバトルするのは、いつも避けているから、それほどのことにはつながらなかった。もちろん、ポディウムで終われればよかったけど、このラリーで4位というのも、自分達にとってはいいリザルト。ヤリマティには、いいバトルを展開してくれて感謝している。とてもエンジョイしたし、誰でもきっとそう思うと思うよ!」
マッズ・オストベルグ/総合7位
「今日は、パワーステージのためにタイヤを温存しておくことだけを考えたが、いいリズムをつかむことはできなかった。パワーステージではプッシュしたが、前日までの走りで自信がなかったし、4位で終わってしまった。全体的には、いいタイムも出したけど、ラリー2に回ってしまったので好結果を目指すことはできなかった。速さがあることは分かっているから、ギリシャでは高リザルトを狙ってまたプッシュするよ」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
セバスチャン・オジエ/総合2位
「選手権争いの点では2位は素晴らしい結果だし、この成果はチームの賜だ。今回のクルーに特別の感謝を伝えたい。素晴らしいサポートをしてくれた。ラリーは信じられないくらいチャレンジングで難しく、自分のパフォーマンスは全体的として完璧ではなかった。最後までセバスチャン・ローブとのバトルを続けることが出来なくて、残念だ。彼の勝利を祝いたいと思う。これからは、自分が将来のことを考える時だ。次のギリシャまでの間にテストを行う。ポロR WRCをさらに改良するので、4週間の間に再び優勝を狙えるようになるよ」
ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「フォルクスワーゲンに加入以来、ラリーでは今日が最高の日だった。チームのスピリット、マシン、ドライバーも含めて、今日は全てがまったく新しいレベルに達した。アルゼンチンで初めてポディウムに立った時は、本当に身震いがしたよ。ここ数年間、アルゼンチンではトラブルが多かったから、自分の目標を達成することができて、本当にうれしい。ラリーはとてもエキサイティングで、多様な面があった。特に終盤は、3位を獲得するために全力を尽くした。チームにとっては、2-3フィニッシュは素晴らしいリザルトだ」
[アブダビ・シトロエン・トタルWRT]
ダニエル・ソルド/総合9位
「主に走り切ることに集中していたので、タイムはあまり気にしていなかった。おかげで、特に低速コーナーで自分のドライビングを改良し続けるいい機会になった。
[カタールWRT]
ティエリー・ヌービル/総合5位
「ラリー前に言った通り、今回の戦略は賢明にトラブルなく走り切ることだったが、それを果たした。常にスロットルを緩め続けるのは簡単なことではなかったが、それがうまくいったし、リザルトもよかった。これ以上いい結果を出すことはできなかったと思う。今日はセッティングには満足できなかったので、次のイベントまで何とかしなくてはならない。まだマシンになれているところなので、ギリシャ前にはいいテストをして、いい形を作っていきたい」
[フォルクスワーゲン・モータースポーツ2]
アンドレアス・ミケルセン/総合8位
「今日は、まさに最終日という感じだった。今日も、ラリー全体もとても楽しめた。新しいペースノートシステム、セッティングの変更、SSタイム、すべてがいい方向に向かっている。この先のラリーでも試すことのできる改良のためのアイディアがまだある。金曜日の午後には、いいタイムもマークできた。チームメイトのヤリマティとまったく同タイムが出せるなんて、予想していなかった」