©RALLY PLUS
全日本ラリー選手権第9戦「新城ラリー2017」は、11月5日（日）に6カ所のスペシャルステージを走行し、勝田範彦／石田裕一（スバルWRX STI）が、奴田原文雄／佐藤忠宜（三菱ランサーエボリューションX）に25.0秒差をつけてシーズン3勝目を獲得。全日本選手権2連覇を達成した。
自身8度目の王座に、勝田は「ここまで長かったですね。相手が新井選手だったこともあって、本当に厳しい戦いでした。ここ一発のスピードは、やはりすごいですから。ハイランドのこともあったので、『新井さんに流れが行ってるんじゃないか……』と思ったほどです。今回の新城は胸を借りるつもりで、全開で攻めました。それもあってか、本当に疲れました（笑）」と、安堵の表情を見せた。
一方、福永修／齊田美早子（三菱ランサーエボリューションX）の追い上げをかわして2位に入った奴田原は「終わってみれば、いいラリーでしたね。去年はリタイアしているので、まずはフィニッシュできて良かったです。でも、勝田選手には届かなかったので、まだやるべきことがあるってことでしょう」と、笑顔で振り返った。
30.7秒差の3位には福永、4位には1分23秒4差で新井敏弘／田中直哉（スバルWRX STI）が入っている。
■新城ラリー2017 最終結果
1. 勝田範彦／石田裕一（スバルWRX STI） 1:08:35.7
2. 奴田原文雄／佐藤忠宜（三菱ランサーエボリューションX） +25.0
3. 福永 修／齊田美早子（三菱ランサーエボリューションX） +30.6
4. 新井敏弘／田中直哉（スバルWRX STI） +1:23.4
5. 鎌田卓麻／市野 諮（スバルWRX STI） +1:31.9
6. 小濱勇希／馬場雄一（シトロエンDS3 R3-MAX） +2:20.7
