4月24日、元STI社長の桂田勝氏が逝去したことを受けて、ペター・ソルベルグが、チームのFacebookページに追悼メッセージを寄せた。
「親愛なる友人である桂田勝氏が今日、安らかな眠りにつきました。ご冥福をお祈りいたします。桂田さん、たくさんの刺激をありがとうございました!」
ソルベルグは、故桂田氏がSTI社長在任中の2003年にWRCドライバーズタイトルを獲得。翌2004年には初開催のWRCラリージャパンで総合優勝を果たした。
そのソルベルグは、最大の恩人を失った悲しみを胸に、この週末、ポルトガルで今季2戦目となるヨーロッパラリークロス選手権イベントに挑む。
「マシンは、ミスファイアリングエンジン、ドライブシャフトのトラブル、そしてもちろんパワーステアリングのトラブルの調査など、作業が山積みだった。ほとんどと言っていいほどのパーツを変更し、ようやく第1戦でのトラブルが解決できたよ。今回のコースも僕にとっては初めてのチャレンジだから、いつも通り110%で挑み、観てくれた人の心に残る走りがしたいと思ってる」