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全日本ラリー新城:久々登場のラリプラ208 GTiが難関ターマックでクラス2位獲得

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「YHクスコラリープラス208 GTi」(以下、ラリプラ208 GTi)は、11月3日(金)〜11月5日(日)に愛知県新城市周辺で開催された2017年全日本ラリー選手権最終戦、第9戦「新城ラリー2017」に参戦しました。

ドライバーは、第5戦以来の参戦となった柳澤宏至選手。コ・ドライバーの加勢直毅選手とは、昨年の第3戦以来のコンビとなります。新城ラリーは、愛知県新城市周辺のターマック路(舗装路)を舞台に開催されました。会期中は晴天に恵まれながらも、前週までの台風の影響で路面にはウエットや折れた枝、落ち葉が残る複雑なコンディションとなりました。

第7戦のラリー北海道で208 R2がダメージを負ってしまったため、「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」は2015年の全日本ラリー選手権参戦マシン、208 GTiを投入。出場するJN5クラスには7台がエントリーしました。柳澤選手はパワーで勝るライバルを相手に、確実なドライビングで対抗。曲がりくねった路面に多くのドライバーが苦しむなか、初日をクラス4番手で終えました。翌日の最終日には、順位をふたつ上げて2位表彰台を獲得しました。

ドライバー柳澤宏至選手のコメント
「厳しい場面もありましたが、最終日はライバル選手のミスもあり、2位まで順位を上げることができました。プジョー 208 GTiは2015年まで使っていたマシンということもあり、心配なく運転できました。スタートの段階でセッティングがしっかり決まっていたので、最初から攻めることができたのは、大きな武器になりました。208 GTiはターボならではの太いトルクがあり、滑りやすい林道などでも回転数を落とすことなく走ることができます。さらにボディ剛性も非常に高く、連続コーナーの区間でも安心感がありました。ラリーのような厳しい環境では、このしっかり感がアドバンテージになると、あらためて感じました」

今シーズンの参戦は、これで終了となります。1年間のご支援、誠にありがとうございました。今後とも、引き続きご支援のほどよろしくお願いします。



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