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訃報:元STI社長の桂田勝氏が死去

 

 4月24日、スバルテクニカインターナショナルの代表取締役社長を務めた桂田勝氏が病気のため死去した。享年70。
 桂田氏は2003年のペター・ソルベルグによるドライバーズタイトル獲得時や2004年の第1回ラリージャパン優勝時にSTIの代表としてチームを率いた人物。

 桂田氏は1966年富士重工業株式会社に入社。技術者として乗用車の開発に長年携わる。71年秋から約1年間、米国ミシガン大学高速自動車研究所客員研究員を務め、83年よりスバル技術本部車体研究実験部へ。
 レガシィに関しては89年に発売された初代モデルの企画初期段階からかかわり、98年発売の三代目では開発責任者を務めた。
 99年に富士重工業の執行役員兼商品企画室長となり、量産車の企画開発を指揮。2001年6月には富士重工業常務執行役員兼スバル技術研究所所長に着任。
 これらの職務を兼務しつつ10月からスバルテクニカインターナショナルの代表取締役社長に就任した。03年7月からSTI専任となり、WRCをはじめとしたスバルのモータースポーツ活動の指揮官として活動した。



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