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WRCと開催日が重なる英国選手権、国外コンペティターに失望感

©BRC

2018年の英国ラリー選手権(BRC)カレンダーは、全6戦中5戦がWRCと重なり、国外から英国での修業を検討していた若手トップドライバーを失望させる形となってしまった。

40年以上続くBRCの歴史の中で、BRCは国外のトップドライバーやチームからの支持を集めていた。とくに選手権のラリーやWRC英国戦のコースがシークレットになっていた時代は顕著だった。これにより、BRCは国際的な位置を高めていった。

BRCマネージャーのイアン・キャンベルは、BRCの苦悩について「BRCがカレンダーを発表した時点で、WRCの開催日は発表されていなかった」と説明する。
「ドイツは開催日が重なる可能性が高いとは思っていたが、この時点でトルコは名前すら挙がっていなかったんだ! BRCのカレンダー作成は、英国自体のカレンダーにかなり影響を受ける。マーシャル、救急機材、無線オペレーターを確保するのは、イベントを運営する上で必須事項だ。開催エリアの地主への確認や施設が確保できる日程を確認するよりも優先する」

「どのラリーも、開催日がぶつかっては欲しくなかった。2018年は、第3戦のイプルー以外、全戦が重なってしまう。日にちの変更が可能なイベントはなく、おそらくフィンランド選手権も似たような状況だと理解している。どちらも8月には開催日を発行していたが、最大シリーズのWRCは、残念ながらカレンダーの発表がかなり遅いシリーズだ」
(Martin Holmes)



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