プジョー・スポールが、今年のパイクスピークに208ベースの専用マシンを製作しての参戦を検討しているという。英国オートスポーツ誌が伝えている。
昨年、908でのレース活動のキャンセルを発表したプジョーだが、広報スタッフは、国際的なモータースポーツ活動に復帰するプランの一環としてこのプロジェクトに関して研究を進めていることを認めた。
「キャンセルの発表以来、プジョーはプジョー・スポールに対し、世界中の様々なレースを視野に入れなくてはならないと言ってきた」とプジョーの広報スタッフは語ったという。「パイクスピークは選択肢のひとつ。そのほかのプロジェクトも、同時に検討を進めている」
この広報スタッフは、ドライバーにはセバスチャン・ローブを迎えるのではという推測に関しては「彼はシトロエンのドライバーで、シトロエンというブランドにとって重要なアイコンであることを忘れないでください」と語り、「ローブは、我々同様PSAグループの中で活動をしてはいますが、まだ確定はしていません」
プジョーは、アリ・バタネンが405T16で衝撃的な優勝を飾るなど、過去パイクスピークで2回勝利を挙げている。