ダカールラリー開幕ステージはアル‐アティヤがトップ、ローブはブレーキトラブルで遅れ – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ダカールラリー開幕ステージはアル‐アティヤがトップ、ローブはブレーキトラブルで遅れ

©Red Bull

40回目の記念すべきダカールラリー2018年大会は、1月6日にペルーで開幕した。5年ぶりにルートに復帰したペルーの首都リマには、元チャンピオン、地元のヒーロー、ダカール初参戦のドライバーなど参戦者が集結。リマの市街地から、ステージ1が行われるピスコの砂丘へと向かっていった。

2週間に渡り9000km以上を走破する今回のダカールは、よりマラソン性が高くなっている。ただし、開幕ステージは、今大会最短となる31kmのステージが舞台となった。

初日、太平洋を臨む海岸通りにも近いサンディなステージでベストタイムをマークしたのは、ナッサー・アル‐アティヤ(トヨタ・ハイラックス)だった。トヨタに初のダカール勝利をもたらすことを目標に掲げるアル‐アティヤが2日目に目指すのは、昨年のダカールでポディウムを独占したプジョー勢のペースに置いていかれない走りをする以上に、リードを広げること。先頭スタートとなるデイ2は、走行ラインが一切ない路面の中を、コ・ドライバーのマシュー・ボーメルのナビゲーションを信じて進んでいくことになる。

昨年覇者のステファン・ペテランセル(プジョー3008DKR Maxi)は、プジョー勢最上位のタイムをマークしたが、アル‐アティヤとは2分以上の差がついた。ペテランセルのチーム・プジョー・トタルのチームメイト、セバスチャン・ローブは、わずか3km走行した時点でブレーキにトラブルが発生。初日から大幅な遅れを喫してしまった。

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MINIのブライス・メンジースとクバ・ライゴンスキーは、砂漠エリアで好走。トップ10に食い込んでいる。

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主要ドライバーコメント
ナッサー・アル‐アティヤ(#301)「長く、とてもタフなレースになることは分かっている。今日のタイムには満足だが、明日はまた明日。ベストの走りを続けられるよう、備えなくてはならない。再び砂丘で迎える明日も、自信はある」

ステファン・ペテランセル(#300)「ヘッドライトの位置が高すぎて、調子が狂った。あまり自信が得られなかったので、ステージの間はおばあさんのようなドライビングで抑えた走りに留めた。ナッサーからは、かなり遅れてしまった。30kmで2分は大きいが、落ち着いていかなくては。大丈夫だ」

クバ・ライゴンスキー(#312)「短いステージだったが、簡単だったとは言えないね。特に、砂丘にはとても高い部分があったりしたからだ。いいリズムがつかめたし、ナビゲーションに小さなミスはあったが、手堅い初日になったので喜んでいいと思う」

ダカール2018年大会 ステージ1終了時点結果
1 N.アル‐アティヤ(トヨタ) 00:21:51
2 B.テンブリンク(トヨタ) +00:25
3 N.フックス(ボルグバルト) +00:34
4 B.メンジース(MINI) +00:38
5 N.ロマ(MINI) +00:53
6 G.ドゥビリエ(トヨタ) +00:54
7 L.アルバレス(トヨタ) +01:12
8 M.ヒルボネン(MINI) +01:36
9 J.ライジゴンスキー(MINI) +01:45
10 M.プロコップ(フォード) +02:0
11 S.ペテランセル(プジョー) +02:15
15 C.デプレ(プジョー) +02:36
16 C.サインツ(プジョー) +02:39
26 S.ローブ(プジョー)+27:28



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