母国アイルランドのアルスターでラジオ番組に出演したクリス・ミークは、昨年のWRCポーランドに参戦しなかった理由は、自分の選択だったと語った。それまで、ミークのポーランド欠場は、シトロエン・レーシングがそれまでの不振を理由に参戦させなかったと見られていた。
「ポーランドでは一歩引いた。最終的には、自分から言い出した。この件については、僕らはたくさん話し合いを重ねた。状況には満足していなかったが、どこが(C3 WRCの)問題なのか、みんなに気付かせることができるよう、自分が一歩引く必要があった。彼らはアンドレアス・ミケルセンを起用し、それからセバスチャン・ローブにテストをさせたが、フィードバックはみんな同じだった」
「自分たちが抱えている問題をみんなが理解するには、時間がかかった。とても厳しい状況になり、正直、僕はお手上げ状態だったので一歩引いた。他のドライバーは、自分を犠牲にして、トラブルを抱えたマシンでリザルトを出そうとしていた。それまでの3戦で自分に落ち度があったとしたら、自分に無理強いを続けていたことなのかもしれない。あの環境の中では正しいことだったのかもしれないが、決していい状況とは言えない」
(Martin Holmes)