マトン「最後はローブ頼み、かも」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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マトン「最後はローブ頼み、かも」

 

 WRC9連覇の絶対王者、セバスチャン・ローブがセミリタイアを決めた今季、シトロエンレーシングが気に掛かるのは、この10年間で8回タイトルを獲得しているマニュファクチャラーズ選手権の行方。WRC新規参入のVWが躍進を続ける中、チーム代表のは、マニュファクタイトル争いで厳しくなった場合は、ローブに参戦数増を依頼することもあり得ることを認めた。

 ローブが宣言している今季の参戦数は4戦のうち、既に消化しているモンテカルロの他、アルゼンチンと母国のフランス戦が確定している。しかしタイトル争いが佳境に入った時点で、VWの優勢が変わらなければ、ローブに参戦回数を増やすことを打診せざるを得ないという。

「お分かりだと思うが、私では決められない。たぶん、彼は望んではいないと思う」とマトン。「今は自分でもそうしたくないと思っている。ローブには既に4戦出てもらえるのだから、それで満足しなくてはね。最初は今年は1戦も出ない予定だったんだから。シーズン終盤になって、もしあとローブがもう1戦出てくれればタイトルが決まるとなれば、もちろん依頼するだろう」

「今の時点では動揺はしていない。タイトルを防衛できる自信はある。オジエは素晴らしいパフォーマンスを披露しているが、それはそれだ。我々は自分を信じて戦い続けるだけだ」

 先週のラリーメキシコが終了した時点でシトロエンは、マニュファクチャラーズ選手権でVWに6ポイント差をつけての首位に立っている。



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