ラリースウェーデンのSagenステージに登場するジャンプスポット「コリンズクレスト」は、コリン・マクレーの豪快なジャンプから命名。2008年からは最も長いジャンプを決めたドライバーを表彰している。土曜日のデイ3に設定された今年のコリンズクレスト賞を獲得したのは、カタールWRTのティリー・ヌービルだった。ヌービルがフォード・フィエスタRS WRCで飛んだ距離は35m。
「2度目のラリースウェーデン参戦で、賞をもらえるなんて最高の気分だよ。あの時は全開で攻めたわけではないけど、マシンがすごく高くジャンプして、最高の瞬間だった。マシンはパーフェクトで、週末を通していいペースを築けたから、チームのためにもこの賞をもらえてよかった」
今年2番のジャンプを決めたのは、チームメイトのユホ・ハンニネンで34m。ラリーを優勝したセバスチャン・オジエは27mで10位だった。これまでの最長距離は、2011年にケン・ブロックが記録した37m。