2月7日に開幕するラリースウェーデンでWRCデビュー2戦目を迎えるフォルクスワーゲン・モータースポーツ。アイス&スノーのハイスピードコースと、開幕戦モンテカルロに続く独特な性格のラリーでも、デビュー戦から見せた高いパフォーマンスに期待がかかる。
チームディレクターのヨースト・カピートは「開幕戦をいい形で滑り出したので、チーム内ではスウェーデンに向けてモチベーションも自信も高まっている」とコメント。一方で、「しかし、モンテカルロでいい結果を出したからといって、それがそのままライバルとの差と評価できるわけではないことも、全員が理解している。スウェーデンは非常に特徴のあるラリーだ。アイス&スノーのステージは、速度域がとても高い。選手権で唯一、スタッドタイヤでなければ走れない究極のラリーだ。でも、どのラリーも、チームにとってはひとつひとつのテスト。モンテカルロで発揮したトップクラスの走りを、スウェーデンでも続けていきたい」
ヤリマティ・ラトバラ(カーNo.7):
「ラリースウェーデンはとても好きなラリーだ。非常に素早い、リズミカルなドライビングが求められる。ポロR WRCでは、これまでにスノー路面を500km走り込んでいて、ラリー前にもう1日テストを行う。この路面でのマシンの動きは、とてもいいよ。スウェーデンは2008年にWRC初優勝を遂げた思い出のラリーだし、もちろん去年勝ったこともいい思い出だ。今回はトップ5を目指している」
セバスチャン・オジエ(カーNo.8):
「シーズンの滑り出しは、この上ないようないい展開となった。スウェーデンに向けて18ポイントを獲得できていることで、少しリラックスして臨める。でも、気持ちを切り替えて挑まなくてはね。スウェーデンの路面を、どのように走っていけるか、楽しみだよ。まずは序盤の動きに注視しなくちゃね。ラリースウェーデンはとても好きなラリー。雪が降れば、ドライビングがとても楽しくなる。平均速度もかなり高く、スタッドタイヤでのグリップは最高。ラリーカーでアイス路面をドリフトするのが、とにかく好きなんだ」
(チームリリース抜粋)