2月7日に開幕するラリースウェーデンは選手権屈指のスノーラリー。この特殊イベントに対応するスキルを身につけるため、ロトス・チームWRCを運営するモータースポーツイタリアが、ミカル・コシューツコの指南役として、フィンランド出身のマーカス・グロンホルムを迎えていた。4日月曜日には、同ラリーでサービスパークが置かれるハグフォース近郊の6kmコースでテストを行った。コシューツコのスウェーデン参戦は、8年ぶりだという。
「マーカスは、WRCの偉大なドライバーだし、僕がいつも刺激を受けていたドライバーのひとり。WRCのどんなコンディションでも速さを発揮して、豊富な経験も持っている。スウェーデンでキモとなる雪壁に、どれだけマシンを当てていいのかなど、特徴的なドライビングを習いたい」とコシューツコ。
グロンホルムは、MINIジョン・クーパーワークスWRCを自らドライブし、限界ギリギリの走行テストを実施。コシューツコとのデータ比較を行うことで、テクニカルなコーナーの進入やコーナリングスピードなどの改善にも貢献する。