WRC第2戦ラリースウェーデンに同日開催されたヒストリックラリーイベントでは、ペター・ソルベルグが目標の部門優勝を飾った。
コ・ドライバーにパニラ夫人を迎え、フォード・エスコートMk2で登場した夫妻は、2WDクラス優勝、総合でも2位に入った。
「楽しい週末になった」とペター。
「結果には満足しているし、ステージに集まったたくさんのファンに会えたのは素晴らしい経験だった」
このヒストリックカー部門で優勝を飾ったのは、マツダ323のケネス・トマッソンで、ソルベルグに46秒差をつけてフィニッシュ。3位は、1992-1993年に連覇を果たしているマッツ・ジョンソンのマツダ323だった。
一方、メインのWRCイベントには、世界ラリークロス選手権でのPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのチームメイトで2017年のチャンピオン、ヨハン・クリストファーソンがシュコダ・ファビアR5で参戦した。クリストファーソンがラリースウェーデンに参戦するのは、2年ぶり。選手権登録外のエントリーのため、ジュニアWRC勢の後方での走行となったが、WRC2選手権マシンと同じRC2クラスで6位に食い込み、クラスベストタイムも2回たたき出した。
「週末の内容には、とてもハッピーだよ」とクリストファーソン。
「順位争いは気にしていなかった。ラリーをフィニッシュして、WRXのジョーカーラップのためにスキルを積むことが目標だった。クラス6位でのフィニッシュに、ステージ勝利2回を飾ることができて、素晴らしいよ」
(Martin Holmes)