イタリアのコ・ドライバー、45歳のジョバンニ・ベルナッキーニが、アバルト・レーシングのスポーティングディレクターに就任することになった。ワンメイク選手権のネットワーク拡大への取り組みや、FIA R-GTカップに参戦するアバルト124マシン勢の支援に対する責任を担う。
ベルナッキーニは、WRCのサポートシリーズで数えきれないほどの勝利を挙げており、シモーヌ・テンペスティーニと組んでWRC3タイトルも獲得した他、中東選手権ではナッサー・アル‐アティヤのコ・ドライバーとしてタイトルを4回獲得。その他、同郷イタリアのロレンツォ・ベルテッリ、タマラ・モリナーロのコ・ドライバーも務めている。
ベルナッキーニの父、アルナルドもフィアットの元ワークス・コ・ドライバーで、1974年のWRCポルトガルでは、アバルト124を駆るラファエル・ピントのコ・ドライバーを務め優勝を飾っている。
(Martin Holmes)