ラリーモンテカルロのデイ3は、首位セバスチャン・ローブ、2番手セバスチャン・オジエは変わらず、エフゲニー・ノビコフが3番手に浮上した。
デイ3のSSはわずか3本ながら、スタッド付きタイヤが必要なほどの路面と、ヒルクライム&ダウンヒルが連続する峠道での戦い。
ローブはこの日も2本のベストタイムを刻み、首位の座を盤石のものとする。続くオジエも、ローブとも後続の3番手集団とも1分半近い差となっており、フォルクスワーゲン初ポディウムに向けて、ポジションキープの走りに徹した。
3番手のノビコフは、SS12でセカンドベストをたたき出し、ダニ・ソルドを逆転。しかしその差はわずか1.7秒しかない。
5番手はSS13でミッコ・ヒルボネンをを逆転したヤリ-マティ・ラトバラが浮上。ダウンヒルでブレーキを酷使してオーバーヒートしたため、ヒルボネンは大幅にタイムを落としている。
SS12ではマッズ・オストベルグがベストタイムをマーク。「ペースノートも見た目にもドライに見えるが、実際は多くの泥が路面に乗っている。いい走りのリズムとセットアップを見いだすことができて、いい仕事ができた」と8番手につけている。
【SS13後暫定総合順位】
1:S.ローブ 4:16:41.9
2:S.オジエ +1:47.4
3:E.ノビコフ +3:19.9
4:D.ソルド +3:21.6
5:J.ラトバラ +4:04.9
6:M.ヒルボネン +4:19.1