第9ステージ トゥクマン〜コルドバ
リエゾン:258km(4輪)、406km(カミオン)、259km(2輪、クワッド)
SS:593km(4輪)、293km(カミオン)、593km(2輪、クワッド)
後半戦の最初となるステージ9は硬い路面のステージ。一部は森の中を走行するなど、これまでの砂漠コースとは趣を異にする。
この日4輪部門トップでフィニッシュしたのはMINIのナニ・ロマ。ステージ2番手には同じくMINIのステファン・ペテランセル。3番手はBMW X3 CCのオーランド・テラノバ。Xレイドチームが上位1〜3番手を独占する好走を見せた。
一方、総合順位で2番手につけていたナッサー・アル‐アティヤは森林ステージにおいて何度か木にヒットし、マシントラブルでストップしたとの目撃情報があり、このステージでリタイアを決めるものと思われる。
(写真は休息日にカミオンのコクピットに乗り込むアル‐アティヤ)
現時点で4輪部門の暫定総合順位は首位にペテランセル、2番手にトヨタのジニール・ドゥビリエ、3番手にはMINIのレオニド・ノビスキーがつけている。トップと2番手の差は49分31秒離れているが、競技日はあと5日も残されている。何が起きるか分からない。
市販車部門は、チームランドクルーザー・トヨタオートボデー2号車のニコラ・ジボン/三浦昂が現時点で総合27番手。クラストップのジャビア・フォッジは総合24番手につけている。1号車の三橋淳はまだフィニッシュしていない模様。
カミオンクラス、日野チームスガワラは2号車の菅原照仁が総合19番手、1号車の義正は総合30番手でこの日を終えている。