©RALLY PLUS
3月22日、成田国際空港からドイツに向けて、スバル/STIのニュルブルクリンク24時間レース参戦車両『WRX STI NBRチャレンジ』が出発した。
RALLY PLUS
マシンは成田国際空港発・フランクフルト国際空港着の日本航空JL407便に搭載され、11時の定刻より少し遅れて出発。約12時間後の現地時間3月22日15時15分には、ドイツに到着する予定だ。今回スバル/STIが利用したJALの自動車輸送サービス「J SOLUTIONS WHEEL」は、航空機の進行方向に沿って車両を搭載するため、多様な車種を輸送可能としたもの。リヤウイング位置を後方に延ばしたWRX STI NBRチャレンジも問題なく搭載され、一路ドイツへと飛び立った。
RALLY PLUS
輸送時間の短縮は、開発時間の延長とイコールだ。ここまで順調に国内でテストを重ねてきたWRX STI NBRチャレンジは、この後ドイツで現地でのセッティングをさらに詰め、5月10-11日の本戦に備える。
空港で作業を見守った辰己英治チーム総監督は「空輸できるおかげで時間を有効に使えました。テストが不十分だと心配ごとも色々ありますが、ギリギリまで作業ができましたし、マシンの仕上がりにも手応えがある。日本でやり残したことはもうないかなと思います。ドイツでは4月14日にクオリファイレース、20日にもテストを行います。その後マシンをいったんリフレッシュして本番を迎える予定です。14日のクオリファイレースにはカルロ・ヴァンダムとティム・シュリックのふたりで参戦します。勝ちを狙って頑張りますので、応援よろしくお願いします」とコメント。
RALLY PLUS
昨年悔しいリタイアを喫した雪辱を果たす準備は着々と進んでいる。