ヒュンダイ、WRCフランスでマニュファクチャラーズ選手権首位を固める構え – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヒュンダイ、WRCフランスでマニュファクチャラーズ選手権首位を固める構え

©Hyundai Motorsport GmbH

今週開幕するWRC第4戦ツール・ド・コルスを、マニュファクチャラーズ選手権リーダーとして迎えるヒュンダイ。今季初のオールターマック戦で好結果を残し、首位をさらに固めていく構えだ。

このフランス戦にヒュンダイ勢は、ティエリー・ヌービル、アンドレアス・ミケルセン、ダニ・ソルドの3台のi20クーペWRCの布陣で臨む。チームはコルシカ島で3日間のテストを行ったが、既報通り最終日にヌービルがクラッシュを喫したことで、半日を残してテストは終了となった。しかし、セッティングの基本ラインは固めている。

ドライバーズ選手権で現在3位につけているアンドレアス・ミケルセンは、今季2度目のポディウムフィニッシュを狙う。
「コルシカはとても特別なイベントで、シーズン最初のターマックラリー。クルーは、ステージを走行する間、一瞬たりとも休む暇がない。常にコーナーが続き、究極なまでの集中力が求められる」とミケルセン。
「マシンに対してだけでなく、ドライバーにも、コ・ドライバーにも同じように厳しい。ブレーキ温度も高くなりやすいので、ドライビングスタイルを調整してロングステージでもブレーキを持たせなくてはならない。ツール・ド・コルスは素晴らしいラリーで、自分も楽しめる一戦だ」

昨年のこのイベントでは、ヒュンダイのシーズン初勝利をこのコルシカで飾ったティエリー・ヌービル。前戦メキシコでは苦戦を強いられただけに、勢いを取り戻したいところだ。
「ツール・ド・コルスは、個人的にはシーズンのハイライトの一戦だ」とヌービル。
「このラリーには、いい思い出がたくさんある。昨年のWRC優勝を含めて2回勝っているので、今回も強く戦っていきたい。イベント前テストでは、終盤アクシデントに見舞われたが、このラリーに対してのアプローチは変わらない。今回も激戦になることは間違いない」

前戦メキシコでは2位に食い込んだソルド。昨年のコルシカでは3位に入っており、いい流れを維持していきたい。
「メキシコでのリザルトは本当にうれしかったし、ターマック戦のコルシカでもこのレベルのパフォーマンスを続けていきたい」とソルド。
「独特のアプローチが求められるラリーだ。山を走行するロングステージなど、コルシカは本当に昔ながらのターマック戦。コーナーからコーナーへと続くので、常にステアリングを回していなければならず、体力的にも過酷なイベントだ。正確なペースノートも欠かせない。スタートが待ち切れないよ!」



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