4月7日〜8日にかけて、全日本ラリー選手権第2戦「ツール・ド・九州 in 唐津」が、佐賀県唐津市を中心に開催される。シーズン初のフルターマックラリーとして、2日間75.85kmで争われ、総勢43台がエントリーリストに名を連ねた。
今回のラリーは、開幕戦嬬恋をスキップした選手たちも登場し、多彩な顔ぶれで争われる。優勝候補筆頭は12連勝中の勝田範彦。前戦で優勝し波に乗る鎌田卓麻、新型WRX STIを投入する新井敏弘、シーズン初登場の奴田原文雄らJN6クラスのトップドライバーがどう戦うかが見どころだ。
勝田は「僕とチームにとっては今シーズンの初戦です。昨年のコースを逆走で使うSSが多く、しかも天候も変化しているので、どこで水が出てくるかなど、なかなか見極めるのが難しいので、ペースノートをしっかりチェックして臨みたいです。皆さん13連覇と言ってくださいますが、あまりそういうことは考えず、自分の力をすべて出し切るのが先決かなと思っています」とコメント。シーズンの幕開けに向けて気持ちを引き締めた。
勝負どころは羽金山(SS2/6/8)、三方(SS10/14)など9kmを越えるSS。2日間にわたって計14SSで争われる。ラリーは毎年恒例となっている唐津神社から午前8時40分にスタート予定。