今週チリで開催されるチリラリー選手権ラウンド、ラリーモビル・コンセプシオンが、WRC候補イベントとして開催されることが明らかになった。
このグラベルラリーは、2019年のWRC昇格を目指しており、FIAからティモ・ラウティアイネンとセーフティ委員のミシェル・ムートンもイベントを訪れる。さらに、WRCチームもスタッフを派遣し、イベントのインフラやSSを視察させるほか、WRCプロモーターからもスタッフが現場に向かうという。
このラリーは、チリ中南部のコンセプシオンが拠点。市の中心部にある広場で4月20日夜にオープニングセレモニーを行う。21日には7SS、22日には5SSが設定され、計12SSのステージ走行距離は143.76km。リエゾンを含む総走行距離は483.21kmになるという。
チリの国内選手権としての開催だが、可能な限りWRCフォーマットに近い形で運営するとしており、競技走行の2日間はTVの生中継が行われ、日曜日午後の最終ステージではパワーステージも行う。