スバル・ラリーチームUSAは今週、米国オレゴン州ポートランドを拠点に開催される米国ラリーアソシエーション選手権(ARA)開幕戦オレゴントレイルラリー(グラベル)で米国ラリーの2018シーズン開幕を迎える。このイベントには、デビッド・ヒギンズとともに、クリス・アトキンソンをドライバーに起用。アトキンソンは、ステファン・プレボをコ・ドライバーに迎える。
マシンは、オープンクラスのスバルWRX STI。2018年は、最低重量が3200ポンドから2900ポンド(1415kgから1315kg)に、またターボリストリクターのサイズは33mmから34mmと、規定が変更になっている。
チームにとっての大きな変更は、カラーリング。このオレゴンレイルラリーで公に初お披露目となる2018年仕様では、世界各国からスタッフが集まる国際的なチームらしく、ベンチルーフにドライバーの出身国の国旗があしらわれている。またボンネットとリヤコーナーには、新たにチームを支援する出光のロゴも見られる。
今回、米国で初めてSSラリー参戦に挑むアトキンソンは「とてもワクワクしている。オレゴンレイルラリーは、米国でも指折りのステージがあると聞いている。自分たちのチームやマシンも言うまでもなく素晴らしいので、楽しめると思う」とコメント。
「グラベルラリーは2年ぶりなので、自分にとってはビッグチャレンジになると思うし、バトルはタフになると思うよ!」
このラリーには、20SS・133.84マイル(215.40km)が設定され、4月20日夜にスタート、22日にフィニッシュを迎える。