南米アルゼンチンで開催される2018年WRC第5戦ラリーアルゼンチンは、シリーズの名門グラベル戦となる。壮大な景観とステージに押し寄せる情熱的なファンが生み出す独特の雰囲気は、カレンダーの中でも支持の高いイベントだ。この国では、一年を通してラリーアルゼンチンの週末を心待ちにしている。広大な平原、起伏の激しい山脈、石が散乱する道にいくつもの川渡りがクルーを待ち受ける。会期は南米の初秋に当たるため、霧や、高地では氷さえも表れる可能性も拭えない。
この南米戦に、シトロエン、ヒュンダイ、Mスポーツ・フォード、トヨタとマニュファクチャラー登録4チームすべてが3台体制で挑んでくる。一方、WRC2部門にエントリーしているのは10台。
TVのライブ中継が行われるのは、開幕のスーパーSSとSS10/14、SS16、そして最終のパワーステージだ。また今年からWRC+で始まったWRC All Liveでは、全ステージで中継が行われる。
■ラリールート
■ラリーデータ
開催日:2018年4月26-29日
サービスパーク設置場所:ビラ・カルロスパス
総走行距離:1300.65km
総ステージ走行距離:358.25km(SS比率:27.54%)
総SS数:18
■開催選手権
WRC
WRC2