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WRCアルゼンチン:トヨタのラトバラがシェイクダウンでベストタイム

©TOYOTA

WRC第5戦アルゼンチンは、4月26日木曜日にシェイクダウンテストが行われ、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラがベストタイムを獲得した。

セッションはサービスパークの置かれるカルロス・パス近郊に設けられた4.25kmのグラベルステージで行われた。2分31秒5のトップタイムをマークしたラトバラはアルゼンチンで2014年に優勝経験があり(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)、さらに今回のラリーでは7番手スタートと、路面の掃除役を回避できる。シーズン序盤の悪い流れを断ち切り、中盤戦に向けた弾みとすべく優勝を狙いたいところだ。ラトバラにとっては初日と2日目でどこまでリードを稼ぐことができるかが、勝敗のカギと言えるだろう。

2番手タイムをマークしたのは、第2戦スウェーデン以来の参戦となるシトロエンのクレイグ・ブリーン。アルゼンチンはキャリアで2度目の参戦となる。前年はギヤボックストラブルで下位に低迷したが、今年は成長の証を見せたい。0.1秒差の3番手は同じくシトロエンのクリス・ミーク。以下ヒュンダイのアンドレアス・ミケルセン、5番手はトヨタのオィット・タナック、6番手にヒュンダイのティエリー・ヌービルと続く。

ポイントリーダーのセバスチャン・オジエ(Mスポーツ)は7番手。意外にもこのラリーでの優勝経験はなく、過去5年で2位が3回となっている。もっとも、オジエの場合は出走順の影響が結果に表れているとも言えそうだ。

ラリーは26日の夜にカルロス・パスの市街地ステージ、SS1(1.90km)で幕を開ける。SS1は日本時間27日金曜日の7:08スタート。

WRCアルゼンチン シェイクダウン結果
1. ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC 2:31.5
2. クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +0.3
3. クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +0.4
4. アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +0.7
5. オィット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +1.1
6. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +1.2
7. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC +1.5
8. ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +1.7
9. テーム・スニネン フォード・フィエスタWRC +1.8
10. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +2.2
11. エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +2.7
12. カリッド・アル‐カシミ シトロエンC3 WRC +10.6



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