全日本ラリー選手権第3戦「NISSIN Rally丹後2018 supported by Sammy」は、4月28日(土)のSS3までを終えて、鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)が2.6秒差で総合首位に立った。2番手は勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)。鎌田から8.2秒差の3番手には福永修/齋田美早子(三菱ランサーエボリューションX)がつけている。
各クラス上位選手のコメントは次のとおり。
JN6 首位
鎌田卓麻
「みんなそうだと思うんですが、思ったよりも路面が滑りました。抑え気味に走った方が、逆に速かったくらいでした。新しい舗装ということもあって、路面のグリップがあまり高くないという感じです。午後も接戦になると思うので、無理せずこのペースをキープしていきたいと思います」
JN6 2番手
勝田範彦
「気温が高くなりましたね。順調ですが、鎌田選手が速いですね。ペースを乱さず、このまま行きたいと思っています。今はリヤが出すぎるので、セッティングを変えて対策するつもりです」
JN6 3番手
福永修
「まぁまぁ、でした。ちょっと負けてしまったので、セッティングをサービスで見直すつもりです。自分の思っている動きではなくて、コーナーを曲がりながらフラストレーションが溜まりました。途中でモードを変えたり修正しました。もう少しやりようがある気がします」
JN5 首位
小濱勇希
「すごくフラットでスムーズな路面で気持ちよく走っています。タイヤもばっちり機能してくれて不満はないです。本当にマシンとタイヤのセットアップが道に合っているので、ミスなくスムーズに走ることができています。ドライバーがこの状況で走るだけなので、ミスなく集中して走りたいと思います」
JN4 首位
山本悠太
「前戦でスピンしていたので、まずは初日はしっかり完走を目標に走っています。山口選手と競った走りができているので、そこは良かったです。午後からも秒差の戦いになると思うので、1回のミスが取り返しがつかなくなります。しっかりミスなく走りたいですね」
JN3 首位
天野智之
「特にトラブルはありませんでした。ドライで高低差があると、小排気量は厳しいですね。ただ、セッティングをミスしていることも確かなので、次のサービスで直すつもりです。温度が高いので、エンジンには厳しい状況です」
JN2 首位
鈴木尚
「SS1は道があやしい感じだったので、ここで頑張ればタイムを稼げるかと思っていました。明治選手に7秒くらい差をつけて、作戦は成功しました。でも、SS2からは明治選手も上げてきたので、想定していたよりもタイム差が開きませんでした。次のループも頑張って、抜かれないようにしたいです」
JN1 首位
古川寛
「SS1は抑えすぎて離されてしまったので、危機感を持って攻めたら、その後は差をつけることができました。なんとか走れているので、この調子でタイヤを持たせられるように注意したいです」