世界ラリークロス選手権は、5月12日に第3戦がベルギーのメテで開幕。Q2を終えた時点での中間リザルトで、ペター・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロR)がトップに立った。
ソルベルグはQ1でトップタイムをマーク。Q2はマティアス・エクストローム(アウディS1)にベストタイムを譲ったものの、3番手タイムと好タイムを並べた。
エクストロームはこのQ2、レース3に登場し、最初のコーナーはチームメイトのアンドレアス・バックラッドに先行を許したものの、バックラッドに最終ラップでトラブルが発生。エクストロームがトップに立ち、バックラッドは3番手でフィニッシュした。
ソルベルグはQ2の最後のレースに登場。ラップ3までレースをリードしたが、ジョーカーラップに入ると、その前のラップでジョーカーを消化していたチーム・プジョー・トタルのティミー・ハンセンが即座に対応。両者は最終ラップのターン1までサイドバイサイドのバトルを展開した。このレースはハンセンが制したが、エクストロームのタイムにわずか0.1秒届かなかった。
13日は、Q3、Q4が行われた後、トップ12がセミファイナルに進出。2レースを行い、トップ6がファイナルに進む。
世界RXベルギー 中間リザルト
1 P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロR)
2 M.エクストローム(アウディS1)
3 T.ハンセン(プジョー208)
4 S.ローブ(プジョー208)
5 J.クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR)
6 K.ハンセン(プジョー208)
7 A.バックラッド(アウディS1)
8 R.ラールソン(フォード・フィエスタ)
9 G.シシェリ(ルノー・メガーヌRS)
10 T.ティマラザヤノフ(ヒュンダイi20)
11 F.デュバル(アウディS1)
12 K.エリクソン(フォード・フィエスタ)