2018年のニュルブルクリンク24時間レースに出場していたスバル/STIは、総合62位で完走を果たし、SP3Tクラスでの優勝を獲得した。
スバル/STIが走らせるWRX STI NBR CHALLENGEは、予選クラストップからスタート。しかし序盤でパワーステアリングのオイルパイプにトラブルがあり、クラス3番手まで順位を下げることに。ガレージでの修理で戦線に復帰したあとは、じりじりと追い上げ、深夜にはクラス首位を取り返してみせた。コースには雨が降り始めたものの、WRX STIの勢いは止まらず、クラス首位を脅かされることのない力強いレース運びで5度目のクラス優勝を飾ってみせた。
辰己英治総監督のもと、ドライバーを務めたのはカルロ・ヴァンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人の4人。これにスバルディーラーのメカニック6名などが加わりチームを栄光の表彰台に押し上げた。