シトロエン、WRCポルトガルにオストベルグを加えた3台でエントリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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シトロエン、WRCポルトガルにオストベルグを加えた3台でエントリー

©CITROEN / @World

今季のWRC、ヨーロッパでの最初のグラベル戦となるラリーポルトガルに、シトロエンは3台のC3 WRCをエントリーする。ドライバーはクリス・ミーク、クレイグ・ブリーンに加え、マッズ・オストベルグが登場する。

ミークは2016年に、オストベルグはアルガルベ拠点で開催されていた2012年に、それぞれWRCポルトガル戦を制している。そして安定感の光るブリーンは、先輩ドライバーから多くを学びたいところだ。

今季はメキシコ戦で3位に入ったミークは、アルゼンチンでも好パフォーマンスを発揮していたが、パンクに阻まれた。しかし、リヤアクスルに投入したアップグレードの効果は存分に発揮しており、ポルトガルでは再びポディウムを狙う。
「メキシコ、アルゼンチンと、かなり独特なグラベルラリーが2戦続いたので、ポルトガルは、純粋なパフォーマンス勝負になる最初のグラベル戦となる」とミーク。
「ステージは昨年と変わらないので、誰もがペースノートや知識を持っている。デイ1は走行順が6番手というアドバンテージを活かしていきたい。大好きなラリーなので期待も高いし、アルゼンチンのように、この路面でのC3 WRCの成長を見せていきたいね」

昨年のポルトガルではステージウインもマークし5位に食い込んでいるブリーン。デイ1は10番手スタートとなる今年も、このペースを見せることを目指す。
「2017年のポルトガルでは、いい思い出ができた。特に金曜日は速さを見せることができて、首位とも大きくは離されなかった」とブリーンも期待を高める。
「素晴らしいステージだし、ファンも情熱的。ポディウムを目指して戦っていきたいね。アルゼンチンでは、経験が少ない割に近いところまでいけたが、今回はスタートからフィニッシュまで、ミスを避けて全てをいい結果につなげたい」

スウェーデンで始めてC3 WRCでの参戦を経験したオストベルグは、今回は走行順12番手。ポルトガルの名所ファフェでは、いつも豪快なジャンプを披露するオストベルグは、ファンからの期待も高い。
「スウェーデン以来となるチームからの参戦をうれしく思うよ。まるで、もう何年も経ったかのようだね!」とオストベルグ。
「かなり間が空いたので、勢いを取り戻すには少し時間がかかるかもしれないが、テストはいい内容だった。マシンのフィーリングはとてもよく、すぐに自信をつかめた。ポルトガルは、自分が唯一勝ったことのある特別なラリー。当時はアルガルベでの開催だった。今回は、アプローチは少し慎重にして、勢いを取り戻してトラブルを避けるようにすることになると思う。そして、サルディニアでビッグプッシュできるようにしていきたいね!」



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