2012年APRC最終戦チャイナラリーは10月26日、拠点となる中国浙江省龍遊の士元サーキットでセレモニアルスタートで開幕した後、SS1となる1.82kmのスーパーSSを走行。トップタイムをマークしたチームMRFのガウラブ・ギル(シュコダ・ファビアS2000)に続き、アジアカップ奪還を狙うクスコレーシングの炭山裕矢(スバルWRX STI R4)が2番手タイムで滑り出した。
総合タイトルに王手をかけているチームMRFのクリス・アトキンソン(シュコダ・ファビアS2000)は3番手タイム。「このラリーでは、完走さえすればいい。速さは重要ではない」と、確実にフィニッシュだけを目指すことを宣言した。
9月のラリー北海道でジュニアカップ2連覇を決めたプロトンR3クスコラリーチームの番場彬(プロトンサトリアネオ)は7番手、番場と2WDカップを争うチームメイトのカラムジット・シンが8番手。
明日からはコンクリートのミックス路面という難しいコンディションで本格的な競技が始まる。レグ1・bとなる27日には、3SSを2回ループする6SS・104.66kmが設定される。