今季から立ち上がったアメリカズ・ラリークロス(ARX)に参戦中のスバル・ラリーチームUSAは7月14日、テキサス州オースチンにあるサーキットオブアメリカ(COTA)で第2戦を迎える。
開幕戦を英国シルバーストンサーキットで迎えた同シリーズにとって、今戦は米国で開催される最初のイベント。チームは、クリス・アトキンソン、パトリック・サンデル、トラビス・パストラーナ、3台のスバルWRXを投入する。
1デイでQ1からQ4、セミファイナル、ファイナルまですべてを行うタフなスケジュール。18号車を駆るサンデルは「第1戦を終えているので、COTAではいいリザルトを収められるという自信を持って迎えることができる」とコメントする。
「ジョーカーラップが最初のコーナーにあるのは興味深いレイアウト。3台全車が同じヒートで同時に戦うことになる場合は、チーム戦略が必要になるね」
55号車を駆るチームメイトのアトキンソンは「米国開催のイベントをCOTAで迎えられるのは、本当にエキサイティング」と語る。
「先週、このサーキットでテストを行い、本番に向けて速さの出るセットアップを見いだすためにがんばってきた。戦いは接戦になっているので、テキサス戦は見応えたっぷりのイベントになると思う」
ラリークロスイベントは久しぶりとなるパストラーナは、199号車をドライブする。
「ほぼ2年ぶりだが、新しいスバルのラリークロスマシンをドライブするのが、とても楽しみだ」とパストラーナ。
「テストは最高だったし、初めてダートでバイクを乗った子どものような気持ちになったよ。イベントの間は、ずっと笑顔になりっぱなしだろうね。運が巡ってくれば、手堅いパフォーマンスを披露できると思うよ!」