フォード・WRT]
ヤリマティ・ラトバラ/総合優勝
「この勝利の意味はとても大きい。ラリーGBは、10年前に僕がラリーキャリアを始めたイベントだから、第二のホームイベントのようなもの。この前のグラベルラリー以来、自分たちのスピードに疑問を持っていたけど、強さが戻った。あれ以来、チームは賢明にがんばって、それが報われたのだから、これはチームのみんなの勝利だ」
ペター・ソルベルグ/総合3位 「ものすごいバトルだった。最後から2番目のステージは雨が降ったが、最終SSまでバトルを持ち込んだ。2位に再浮上したが、小さなバンクにヒットする小さなミスをしてしまった。もっとハードにプッシュすることもできたが、ポディウムに2台が乗ることはフォードにとってとても重要なことだから、あさはかな結末にはしたくなかった。最終SS前はとても張り詰めていたし、セブも僕もお互いの顔を見ることができなかったね」
[シトロエン・トタルWRT ]
セバスチャン・ローブ/総合2位
「2位を守ることができてうれしい。今日の僕たちの進展が反映された結果だ。いつも言うように、当たり前だに起きることなど何もない。懸命な努力がそのまま勝利につながることもある。この週末はヤリマティがベストだった。個人的な考えて言えば、ここで20ポイントを獲得できて、喜ばなくてはならないね。タイトル争いの面で考えれば、いいリザルトだよ」
ミッコ・ヒルボネン/総合5位
「いつも”サンデイ・タイムス”って呼んでいるんだ。最終日になるといいタイムが出るようになる。グリップがかなりよくなったことは確かで、自信が感じられるしタイムにもそれが表れていた。同時に、タナックからのプッシュがなくなったけど、プッシュは続けていた。上位に何が起こるか分からないからね。2つの選手権のことを考えれば、チームにとっては総合リザルトはいい内容だ」
[Mスポーツ・フォードWRT]
エフゲニー・ノビコフ/総合6位
「いいラリーだった。いつものようなウェットはなかったけど、それでもかなりスリッパリーだった。でもすべてが順調だったし、このコンディションにもうまく対応できた。とても楽しめたラリーだったし、今回はこのイベントでの最上位リザルトを出すことができた。もちろんとてもうれしいよ」
オィット・タナック/SS17でリタイア
「森を抜ける長いストレートで、マーシャルのひとりが、このステージで前の車が石を引っかけたと話してくれた。この石にヒットして、マシンの下に潜り込み、サスペンションを破損させた。イベント前は、すべてが順調に進んでいた。舗装仕様からグラベル仕様に変わってからテストがなかったので、初日はかなり難しかった。でも2日目はかなりよかったし、いいタイムも出して上位陣を視野に入れていた」
[シトロエンジュニアチーム]
ティエリー・ヌービル/総合7位
「まずは、チームが僕に課したターゲットを果たすことができてうれしい。手を緩めるのはやさしいことではないけど、経験を積むこととバトルを両立するためには必要な時もある。コンディションの変化にはうまく対応できていたので、この点から見れば今回のラリーではいい経験ができた」
[カタールワールドラリーチーム]
ナッサー・アルアティヤー/総合10位
「ティエリーと同じく、ミスなく走り切ることができてうれしい。ブレーキングポイントなど、充分な自信が感じられない時もあった。だから、終盤は少しタイムをロスしながらまとめた。チームのために今回もポイントを獲得することができてうれしい」
WRCチームMINIポルトガル
クリス・アトキンソン/総合11位
「全体としてはハッピー。ウェールズで、ステファン(プレボ)と僕、チーム、そしてMINIが一丸となることができて、とても満足できた。総合11位でのフィニッシュで、ペースもよく安定していたし、このイベントでの目標に近づいていた。ドイツとこのGBで、合計32本のステージを走り、32本とも満足の行く走りができて、とてもうれしい」