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訃報:往年の名ドライバー、平林武氏が死去

©Hiroaki Ibuki

8月31日、日本ラリー界の重鎮として知られた平林武氏が、かねてより病気療養中のところ死去した。享年74歳。

平林氏は1944年、長野県松本市生まれ。日本のモータースポーツ黎明期からのラリードライバーのひとりで、日本アルペンラリーでは72年の第14回大会(日産ブルーバード)、73年の第15回大会(日産ブルーバード)、74年の第16回大会(スバル・レオーネ)の3連覇を飾ってみせた。のちにダイハツラリーチームの一員としても活躍。シャレードを駆って80年代のサファリラリーに出場、85年にはクラス優勝も果たしている。

近年ではラリーハイランドマスターズの主催者である松本カースポーツクラブの会長を務め、ヒストリックイベントであるレジェンドオブザラリーにも出場するなど活躍していた(写真は2017年ラリーハイランドマスターズ)。



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