WRCチームMINIポルトガルからWRC参戦することになったクリス・アトキンソン。24日にスタートするラリードイツがMINIジョンクーパーワークスWRCで挑む初めての実戦となる。今季はここまで、モンスター、カタールワールドラリーチームからスポットでWRCに参戦してきたが、今季残り全戦の参戦が決まったことで、SSでのパフォーマンスに専念できる。
「賢くならなくちゃならない。我を忘れないようにしないとね」とアトキンソン。「同じMINIに乗るダニ・ソルドはもちろんいいベンチマークになると思うけれど、いきなり彼と同じスピードが出せるとは思わない。速いドライバーが8〜10人はいるし、9番手くらいならすぐになれると思うけど、それでもいいタイムを出さなくてはならない。だから、慎重に、残念な結果にはならないように、ラリー全体のことを考えて、タイヤやセッティングをいたわらないと」
そしてMINIジョンクーパーワークスWRCに関しては「新しいマシンに乗ってもすぐにそれなりの速さを出せることを僕は証明しているけど、時間は必要だ。マシンにはポテンシャルがある。シャシーは素晴らしいし、フィーリングも98%は問題ない。あとは、ドライバーに関わることだけ、調整が必要なだけだ。ブレーキペダルの感じとかね」