WRCチームMINIポルトガルからのWRC参戦が決まったクリス・アトキンソン。今季は残る5戦すべてでMINIジョンクーパーワークスWRCを駆るビッグチャンスをつかんだ。
一方、チームMRFからシュコダファビアS2000で参戦中のAPRCではシリーズ首位に立っており、2位アリスター・マクレーには45と大量のギャップを築いている。このため、ラリーGBと会期が重なるAPRC戦のラリー北海道をスキップすることになった。
APRCでは、2日分のレグポイントを加えても最大で獲得できるポイントは39。また、APRC登録クルーの最低義務参戦数は5戦となっているため、アトキンソンはAPRC最終戦の中国でタイトルを狙うことができる。
一方、チームMRFでは、前戦マレーシアからマシンの入ったコンテナをそのまま北海道に送るため、チームのシュコダファビアS2000は2台とも北海道に上陸する見込みだが、代替ドライバーに関してはまだ検討中で、ガウラブ・ギルの1台のみでエントリーする可能性もあるとしている。