[シトロエン・トタルWRT ]
セバスチャン・ローブ/総合優勝
「ミッコのような強豪を抑えて、ここでの3勝目を挙げることができて本当にうれしい。特にスタートからフィニッシュまでラリーをリードできたことがうれしいね。すごくプッシュして、時には限界ギリギリのドライビングだった。こういうドライビングをする時は、マシンに絶対の信頼を置けなくてはならない。この週末にDS3 WRCに行ったアップグレード、特にショックアブソーバーが効果を発揮して、パフォーマンスの面でまた次の次元にステップすることができた。すごくドライブしやすくなった。ミシュランにも感謝したい。ラティチュードクロスソフトタイヤは高速で、耐久性に優れて摩耗にも強い」
ミッコ・ヒルボネン/総合2位
「優勝を目指していたので、2位でのフィニッシュは少し残念だね。全てを尽くした。3日間、全開でドライブしたけど、とにかくセバスチャンの方が速かったってことだ。僕たちを自由に戦わせてくれたシトロエンに感謝したい。チームのために5度目の1-2フィニッシュをもたらすことができて、光栄に思うよ」
[フォード・WRT]
ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「フィンランドに参戦するフィンランド人として、目指すのは常に優勝。でも前にも言った通り、ポディウムでフィニッシュできればうれしい。僕たちはいいペースを出しているが、それでは足りていない。だから、それに満足せずに、懸命に努力するしかない。そう遠い道ではないよ」
ペター・ソルベルグ/総合4位
「最初の2日間はすごくハードにプッシュした。今朝は、上位との差を詰められることを期待して、違うセッティングを試すことに同意した。セッティングの魔法が起こることを期待したけど、そうはならなかった。低すぎてサンプガードが路面にヒットしてしまったので、元のセッティングに戻した」
[Mスポーツ・フォードWRT]
オィット・タナック/総合6位
「かなりいい内容だった。最初はストレスがたまったけれど、スターティングポジションのせいだと思う。オウニンポヤはすごく難しかった。初めて走ったので、肩の力を抜いてペースノートが正確かどうかを確認していた」
エフゲニー・ノビコフ/総合36位
「あまりいい結果ではなかったけれど、満足はしているしとにかくフィニッシュにたどりついた。すべてのステージがいい経験になったし自信も高まったから、来年に期待したい」
[WRCチームMINIポルトガル]
アルミンド・アラウージョ/総合15位
「イベントをフィニッシュできて、とてもよかった。すごくテクニカルなラリー。速く走ることは簡単ではない。ドライバーにとって、本当に試練だ」
パウロ・ノブレ/総合38位
「本当に体の隅々まで興奮するような感じ。最高のラリーだよ!」
[シトロエンジュニアチーム]
ティエリー・ヌービル/総合16位
「あのオウニンポヤも含め、全部のステージを走り切ることが、僕たちには重要なことだった。おかげでペースノートを整頓することもできたし、自分たちの成長を図ることもできた。フィニッシュラインを超えた時は少しガッカリした。ミスをすることなくフィニッシュできると信じていたからね」
[カタールワールドラリーチーム]
クリス・アトキンソン/総合39位
「4年ぶりの参戦だったので自分の速さには満足。チームのみんなに心から感謝している。もしミスがなければ、目標だったトップ5フィニッシュも達成できたと思う。今はAPRCタイトルに専念しなくてはならないけど、近いうちにWRCに戻ってきたいと思っている」
[アダプタワールドラリーチーム]
マッズ・オストベルグ/総合5位
「速さを維持するのが難しかった。フォードのワークス勢は今ひとつ力を出し切れなかったかもしれないけど、僕は彼らにかなり迫っていた。とてもいい経験になったよ