2018年全日本ラリー選手権第9戦「第46回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2018 Supported by Sammy」は、10月14日(日)のレグ2セクション3に設定された設定されたSS9までを終えて、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が総合首位に立っている。
この日を首位でスタートした鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)は、SS8でミッショントラブルのためリタイア。2番手には奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)が浮上した。3SSを残して、新井と奴田原との差は5.2秒の接戦となっている。
各クラス上位選手のコメントは次のとおり。
JN6 首位
新井敏弘
「ちょっと午前中のステージでは押さえすぎてしまいましたね。あまり危ないっていうところはないくらいでした。午後に向けてはあまり無理しても……というところなのでセッティング等はこのままいきます。できれば勝ってチャンピオンを決めたいですね」
JN6 2番手
奴田原文雄
「危ないね。とっても路面が滑ります。まだSSは残っているので逆転を目指して秘策を探してみます」
JN6
鎌田卓麻 SS8でリタイア
「ミッションですね。こういうときもあります……。クルマは調子が良くて、今日の1本目も勝てたので流れは良かったんですが、ギャップでシフトダウンしたら全部入らなくなってしまいました。今回、ダンロップタイヤの新スペックのデビュー戦だったのですが、スピードもパフォーマンスもあったので次戦の新城でも期待できると思います。スピード自体も安定性もありました」
JN5 首位
川名賢
「濡れていてかなり危ないですね。だいぶ慎重に行っています。とりあえず1ループ目は様子見ながらですね。もう1ループ無理せず行きたいです。路面がどうなるか分からないので、ちょっとずつプッシュできればと思います」
JN4 首位
山口清司
「最初の2本がだいぶ滑りやすく、そのまま走っていたら追い上げられてしまったので、3本目は少し頑張ってリードを戻しました。午後は陽が差してきたので、路面が良くなるところとそのままのところがバラバラなのでリスクを考えながら走ります。クルマはそのままですね」
JN3 首位
天野智之
「滑りやすかったですね。フロントタイヤの外径を小さくした方が有利かと思うので変更します。これで8本使い切る計算ですね。2番手に40秒差くらいなので、そのマージンを使いながらタイヤのフィーリングをチェックして次のセッティングの参考にするという感じですね」
JN2 首位
明治慎太郎
「午前中の1本目がすごく遅くて、鈴木選手に12秒やられてしまったんです。路面は全然グリップしなかったですね。抑えているつもりはなく、滑る状況のなかプッシュしたつもりではあったのですが、波に乗りれなかったかなと。午後は人間が頑張るしかないと思います。マキシマムアタックですね」
JN1 首位
内藤学武
「かなりウエット路面で昨日との落差が大きいので、速度感を合わせるのが大変ですね。走り方を変えないと危ない。昨日はタイヤに頼って走っていたのですが、4輪を上手くつかってクルマを曲げていかないとタイムも出ないし危ないですね。午前中に学習できたので、午後はそういう方向に修正しようかと。今日速い古川選手にはついていけたらと思います。クルマはそのままでドライビングだけ修正したいと思います」