シトロエンのシート喪失のブリーン「むごい一年になった」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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シトロエンのシート喪失のブリーン「むごい一年になった」

©Citroen

チームメイトのマッズ・オストベルグに続き、クレイグ・ブリーンも、アイルランドのテレビ局RTEに対してシトロエンでのWRC参戦の場を失った心境を語った。

「シトロエンのシートを失い、落胆している。求められたことに対しては、まずまずの働きをしたと思っている。今年、リザルトが出せなかった理由を本当に深くまで詮索するとすれば、純粋に不運だった」とブリーン。
「厳しい一年だった。ドライバーが切られたり変更したり、移り変わりの多い一年だった。チームの雰囲気が気まずいこともあった。自分たちはベストを尽くした。シーズン序盤は2戦参戦できなかったし、3戦はセブ(ローブ)にマシンを譲らなくてはならなかった。あれは少し辛かった。とても、むごい一年になった。残念ながら、このスポーツでは常に才能だけで生きていけるわけではない。プレッシャーが高すぎる時は、銃を突き付けられながらドライブしろと言われているわけではない、ということを考えるようにしている。自分が好きだから、やっているんだ」

オストベルグとブリーンはいずれも、2018年のWRC戦で2位フィニッシュを果たしているが、来季シトロエンにシートはない。シトロエンとMスポーツは、2019年のWRCでは2台体制に留めるものとみられている。
(Martin Holmes)



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