Mスポーツ・フォードは、2019年のWRCに参戦するフォード・フィエスタWRCの新しいカラーリングを公開した。エルフィン・エバンスとテーム・スニネンが全14戦を戦うこのマシンは、1月11日から英国で開幕されるオートスポーツインターナショナルで4日間に渡って展示される。
カラーリングには、2019年がMスポーツのビジネスにとって重要な年になることが反映されている。Mスポーツは今年の終盤に評価センターの立ち上げを控えており、最新式のテストコースのシルエットが鮮やかにデザインされている。一方で、2016年以来となるナイトラス・ブルーのスキームが復活している。
ボンネットとサイドパネルには、資金面とテクニカル面で長年支援を続けるフォードの象徴であるブルーオーバルが大胆にあしらわれている。また、Mスポーツがカスタマイズするロードカーのブランド、MS-RTは継続してカラーリングに組み込まれている。
Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンは「次のシーズンは、Mスポーツにとって重要な年となり、そのことが新しいカラーリングにも表れている」とコメント。
「新しいプロジェクトがいくつも控えており、評価センターの立ち上げもその一つ。そのテストコースがフィエスタWRCに誇らしくあしらわれているのは、素晴らしい仕上がりだ」
「フォード、MS-RT、カストロール、ミシュランからのサポートもカラーリングに表れている。この機会に彼らへの感謝を伝えたい。彼らの支えがなければ、我々はWRCへの参戦を続けることはできなかった」
WRCでは2019年から、チャンピオンナンバーである「1」を除き固定のカーナンバーが希望制となるが、公開された画像ではエバンスが「33」、スニネンが「3」となっている。