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WRC日本ラウンド招致準備委員会が会見。秋のイベント開催も視野

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WRC日本ラウンド招致準備委員会は、東京オートサロン2019に設けられた“WRC PARK”において、2018年キャンディデートイベントの報告と2020年の開催に向けた招致活動について会見を行った。

登壇したのは、招致準備委員会の高橋浩司氏。
「2019年のWRC日本誘致は実現できませんでしたが、様々なかたちで応援してくださった皆様の多くの期待に応えることができず、我々としても非常に悔しい思いをしました。しかし、だからこそ見えてきたものもあると思います。多くの方々から励ましや厳しいお言葉を頂戴いたしましたが、そうしたことを糧としてまいりたいと思います。
 2020年に向け、日本ラウンドの招致を成功させるための具体的な活動としまして、新城ラリーの一部を借りてキャンディデートイベントを実施しました。新城ラリーの現場および周辺地域を、FIAオブザーバーとしてティモ・ラウティアイネンさん、FIAセーフティデリゲードとしてミシェル・ムートンさん、WRCプロモーターからはオリバー・シースラさんをはじめとする数名の担当者、マニュファクチャラーからはヒュンダイのアラン・ペナスさんが視察しました。
 すでにFIAオブザーバーレポート、FIAセーフティデリゲートレポートが我々の手もとに届いています。中身をここでお伝えすることはできませんが、安全面を含めて改善を余地があると指摘された部分もあったものの、全体的には高い評価を得ることができました。特にサービスパーク・ヘッドクオーター・スペシャルステージ・ラリーパークを置く計画のある愛地球博記念公園(通称モリコロパーク)の施設については、大変高い評価を得ています。
 WRCプロモーターからも好評価をもらっており、2020年招致への準備としては、大きなステップをクリアできたと思っております。
 現在、招致準備委員会では2020年のWRC日本ラウンド開催に向けて、新たなロードマップを作っています。プロモーション計画などすべて見直しとなりましたが、今年の秋にはなんらかのかたちでイベントを実施することも含め、現在ロードマップ全体を慎重に検討しているところです。
 2020年、正式な開催決定は秋、おそらく10月頃になると思います。昨年の色々な反省を踏まえ、WRC委員会では来季のカレンダー調整を春の段階からスタートさせると伝え聞いております。少しでも早く応援してくださる皆さんに、良い報告ができるよう、精いっぱいやって行きますのでよろしくお願いします」



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