SS総距離100km超のターマックラリー
JRC第2戦久万高原ラリーが、今週末に愛媛県上浮穴郡久万高原町を舞台に開催される。
5年ぶりにターマックで開催されるこのラリーには、43台がエントリー。JN6からJN2まではクラス成立しているが、JN1の出走が1台のためクラス不成立となり、JN2に編入されている。
旧美川スキー場跡の美川スポーツランドを拠点とするラリーは、2日間合わせて108.54km(9SS)を設定。初日は5.04kmの大谷を3回、14.97kmの美川を2回、2日目は17.58kmの美川リバースと14.16kmの大川嶺を2回ずつ走行するというシンプルな設定だが、SS1本あたりの距離が長いうえに標高1500mという空気の薄い高地は、エンジンへやブレーキなどマシンへの負担が大きい。さらに山岳地帯を走行するため、突然の雨や霧などといった天候の急変も。SS総距離が100kmを超えているためにポイント係数が1.2となるこのラウンド、各クラスとも熾烈なトップ争いが展開されることが予想される。
ギャラリーステージは、5/9(土)のSS2&4に1カ所、5/10(日)のSS7&9に2カ所用意されている。SS2&4は、美川スポーツランド駐車場からギャラリーポイントまでシャトルバスでの移動となり、SS7&9はサービスパーク近くの特設ギャラリーステージまでは徒歩で移動、県道に設けたギャラリーポイントまでは自家用車での移動(抽選で限定50台)となる。受付場所は美川スポーツランド駐車場入口、受付時間は5/9(土)がAM7:00〜、5/10(日)がAM6:00〜となる。観戦料金は、2日間通しでひとり2,000円(プログラム、ステッカー、ポスター、クレデンシャル[入場証]付き)、高校生以下は無料。詳しくはオフィシャルHPまで。
●久万高原ラリー
http://www2.odn.ne.jp/mac/
■ラリーデータ
開催日 2015年5月8-10日
本拠地 愛媛県上浮穴郡久万高原町
総走行距離 278.79km
総ステージ走行距離 108.54km(SS比率38.9%)
総SS数:9
■過去のウイナー(最上位クラス)
2014年(グラベル) 奴田原文雄 ランサーエボⅩ(CZ4A)
2013年(グラベル) 柳澤宏至 WRX STI(GRB)
2012年(グラベル) 奴田原文雄 ランサーエボⅩ(CZ4A)
2011年(グラベル) 奴田原文雄 ランサーエボⅩ(CZ4A)
2010年(ターマック) 勝田範彦 WRX STI(GRB)
2009年(ターマック) 勝田範彦 WRX STI(GRB)
2008年(ターマック) 奴田原文雄 ランサーエボⅩ(CZ4A)
2007年(ターマック) 勝田範彦 インプレッサ(GDB)
2006年(ターマック) 勝田範彦 インプレッサ(GDB)