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IRCタルガのシェイクダウン、ベストはミケルセン

 

IRC第5戦タルガフローリオは6月14日、シシリア島の首都パレルモの東部にあるトラビア周辺の3kmステージでシェイクダウンが行われた。IRCとしては初開催のターマック戦の滑り出しでは、シュコダファビアS2000のアンドレアス・ミケルセンがベストタイムをマーク。

「月曜日はいいテストができたから、シェイクダウンではほんの数回しか走らなかったんだ」とミケルセン。このシェイクダウンでは、サスペンションの最終調整を行った。「どんな状況でもいい走りをするマシンだから、過剰に心配して走りすぎる必要もないんだ」

この日、Mスポーツ製フォードフィエスタRRCのジャンドミニコ・バッソを抑えてセカンドベストをマークしたのは、プジョー207S2000のクレイグ・ブリーン。「HRT製のプジョー207S2000をドライブするのは初めてだったので、慣れてきたのはシェイクダウンの終盤だった」と語るブリーンは、通常はサンロックレーシングのマシンをドライブしているが、今回はワンオフで地元イタリアチームのマシンを使用する。「でも、それほど大きな変更は行う必要はないから、助かるよ」

この日はサードベストに落ち着いたバッソは「テストであまり時間が取れなかったから、いつもよりも多く走った。テストでやりかけたことを、いくつか確認した程度の内容」

シェイクダウン当日は気温25度。ミケルセンは、気温が今回の鍵になると見ている。

「(先月WRCで参戦した)ギリシャよりも暑くなると思う。路面はスリッパリーだけど、自信はあるよ」

ラリーは同日、1.65kmのスーパーSSでSS1が行われ、シュコダファビアS2000のヤン・コペッキーがファステスト。0.6秒差でミケルセン、さらに0.1秒遅れて、イタリアの強豪、パオロ・アンドレウッチ(プジョー207S2000)が続いている。



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