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MHのWorld Rally News:ラリー参戦のボッタスは5位でフィニッシュ

©Taneli Niinimäki/AKK

フィンランドラリー選手権開幕戦アークティック・ラップランド・ラリーにフォード・フィエスタWRCで参戦したF1ドライバーのバルテリ・ボッタスが、5位でフィニッシュを果たした。

このラリーで49.2秒の大差をつけて勝利を飾ったのは、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5で参戦したエミル・リンドホルム。24年前には父のセバスチャンもこのイベントを制している。気温がマイナス30度にまで下がるなかでの走行となった。フィンランド選手権の次戦はコウボラで行われるO.K.オートラリーで、WRCスウェーデン戦と同週開催となっている。

Taneli Niinimäki/AKK


Taneli Niinimäki/AKK


WRCモンテカルロ戦の現地では、ヒュンダイのダニ・ソルドが、2月22‐23日にポルトガルのファフェで行われるラリーセラスに参戦することが発表された。ソルドにとっては、これが今季初戦。3月のWRCメキシコに向けての準備参戦で、ヒュンダイ・モータースポーツがエントリーするi20 R5をドライブする。


世界ラリークロスチャンピオンのヨハン・クリストファーソンが、スウェーデンラリー選手権の開幕戦、メコノメン・ベルグスラグラリーに参戦して優勝を飾った。

ドライブしたのはVWディーラーチームスウェーデンがエントリーしたフォルクスワーゲン・ポロGTI R5で、ボンタス・ティデマンド、オーレ・クリスチャン・ベイビーのコ・ドライバーを歴任したスティグ・スキャルモンがパートナーを務めた。序盤2SSはシュコダ・ファビアR5のパトリック・フローディンがステージウインを獲ったが、クリストファーソンが首位を奪い10.1秒差をつけて制した。現スウェーデンチャンピオンのマルティン・ベルグルンド(ファビアR5)は、クリストファーソンに39秒差の3位だった。

Thomas Lindberg


米国のアメリカン・ラリー・アソシエーションシリーズの開幕戦スノー・ドリフトラリーがミシガン州アトランタで開催され、ポーランドのピオトル・フェテラ(フォード・フィエスタプロト)が優勝。カメロン・スティーリー(スバル・インプレッサWRX STI)を4分近く引き離す圧勝だった。


WRCモンテカルロでは、トミ・マキネンから「ラリーは不公平だった」という興味深いコメントが聞かれた。主催者がSS4、SS5をキャンセルにしなかったことを指しており、SS3は観客がステージ近くにまで押し寄せたことでキャンセルになっていた。この3SSは1つのループでまとめられていたが、天候の変化が非常に大きく、タイヤ選択は連続するステージ全体で検討しなければならなかった。

マキネン自身は、このモンテカルロを1999〜2002年に4連覇しており、現在チーム代表を務めるトヨタはモンテカルロでは過去2年、2位でフィニッシュしていたが、今年は3位が最上位だった。オィット・タナックは今回の最速ドライバーだったが、優勝のチャンスを逃している。しかし、原因は金曜日のこのステージがキャンセルされたことではなく、同じ日にパンクを喫したため。


今年のモンテカルロのスターは、フォード・フィエスタR5をドライブしたエイドリアン・フォールモーだろう。現フランスのジュニアチャンピオンである23歳で、R5マシンでは4位、総合でも10位に食い込んだ。フォールモーがフランス国内選手権以外のイベントに参戦したのはこれが初めてで、4WDマシンでの参戦はまだ2戦目。マシンは、Mスポーツ・ポーランドが走らせていた。
(Martin Holmes)



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