エストニアの文化庁は、「WRCシリーズの主催者」(おそらくWRCプロモーターと思われる)が、2019年7月12−14日に開催されるラリーエストニアをWRCキャンディデートイベントとして開催することを提案してきたことを発表した。これ以上の詳細については明かされていないが、同庁がこのキャンディデートイベントの主催費用として98万ユーロ(約1億2000万円)を投資したと伝えられている。
WRCプロモーターからの情報によれば、交渉はまだ初期段階で、同イベントが公式にキャンディデートイベントとして開催されるかとうかについて語るのは時期尚早だとしている。
ラリーエストニアは、2016年までFIAヨーロッパラリー選手権(ERC)として開催され、以降はWRCフィンランドのテスト参戦イベントとして人気を博している。近年はヨーロッパ・ラリートロフィーとして開催されており、超高速グラベルステージが特徴。写真は2016年開催のもの。
(Martin Holmes)