フォードWRT ドライバーコメント(4日目)
フォード・ワールドラリーチーム:ヤリマティ・ラトバラとペター・ソルベルグのコメント。
ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「今回はポディウムでフィニッシュしたいと言っていて、それが達成できたのだから満足しなくてはならないね。もちろん、優勝することもできたのだから、同時に残念な思い出もある。しばらく離れていた後の復帰戦でポディウムに乗れたことはよかったが、ここから先は勝利を重ねるためにプッシュしていかなくてはならない。僕にできることはそれだけだ。今回もラリーをリードしていい感じだったのに、勝利につなげることができなかった。今年はこんな感じで、進んでは戻るパターンが多すぎる。チームにも、かなり不満を与えているだろう。小さなミスを絶対に犯さないようにしなくてはならないし、ニュージーランドではこの流れを変えられるようにしたい」
ペター・ソルベルグ/リタイア
「ナローな下りセクションの左ロングコーナーに入っていくところだった。右側のバンクにヒットして、マシンが反対側のバンクにはじかれた。その衝撃で左リアのタイヤが外れ、あとはあの通りだ。どうしても勝ちたかったのに果たすことができず、チームには本当に申し訳ない思いだ。今日の最初のステージで2,3秒は差を詰めようとプッシュする計画だった。ローブにプレッシャーをかけたかったし、やってみるしかなかった。スタートから10kmのスプリットでは同じタイムだったので、もう少しプッシュしようと決めた。あのアクシデントまでは、自分のドライビングは完璧でミスもなかった。本当に残念だが、次のラリーのことを考えてポジティブな気持ちでいなくてはね」