世界ラリークロス選手権は、5月11〜12日にシリーズ初開催される第3戦スパ・フランコルシャンのラリークロスコースを公開した。
全長913mのコースは、ラディオンの上りからヘアピンコーナーを抜け、難関コーナーとして知られるオー・ルージュも含まれたチャレンジングな設定。スタジアム区間にはバンクをつけたワイドコーナーを設け、様々なラインで攻略できるのがポイントとなっている。路面構成比率は、ターマック60%、グラベル40%。
「世界ラリークロス選手権がベルギーの名門コースで初開催されるだけでなく、地元のプロモーターは過酷な試練を与える特設コースを生み出した」とシリーズプロモーターを務めるIMGの上級副社長、ポール・ベラミーはコメント。
「高低差や豪快なジャンプ、有名なオー・ルージュやラディオンのセクションなど、迫力満点のレースになることは間違いない」
会期中はレーシングフェスティバルも開催され、7kmのグランプリコースを使用した量産車スーパーカーのテストやドリフトセッションが公開されるほか、コンサート、DJ対決、キッズゾーン、フード&ビールフェスティバルも企画されているという。