WRCで2シーズンを過ごした後、今季からF1に復帰したキミ・ライコネンは、英国のモータースポーツニュース誌のインタビューに対し「WRCでの仕事はまだ終わっていない」と語り、契約中であるロータスからの許可が得られれば、8月のラリーフィンランドへの参戦を希望していることを明かした。
2007年にF1でタイトルを獲得した後、2010-2011年にWRCへ参戦したライコネンは、2010年のトルコでマークした総合5位がWRCでの自己最高位。同年にはドイツでベストタイムもマークしている。
インタビューでライコネンは「ラリーは以前にも参加したことがあるから(ラリー)がタフなカテゴリーであることは承知していたが、トップレベルは次元が違う。そう簡単にはいかない。もちろん、もっといい結果を残したかった。
でも、まだWRCでの仕事を終えたわけではない。またWRCに復帰したいと思っている。自分の現役中か、引退後かは分からないけどね」
「カレンダー面では重ならないので今季のラリーフィンランドに参戦したいが、契約面で可能なのかチームに確認しなくてはならない。F1とラリーはまったく異なるスポーツだ。ラリーではすべてが異なる。もちろんペースノートはあるけど、次のコーナーに何があるかは正確には分からない」