WRCフランス:シトロエン、チームとオジエの母国戦でシーズン3勝目を狙う – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCフランス:シトロエン、チームとオジエの母国戦でシーズン3勝目を狙う

©Citroen

スタートを目前に控えたWRC第4戦ツール・ド・コルスは、シトロエンとドライバーズチャンピオンのセバスチャン・オジエにとって母国戦。今季最初のターマック戦で、チームはシーズン3勝目を狙う構えだ。

オジエは昨年のコルシカで、スタートからフィニッシュまでリードする完全優勝を果たしている。今年はルートの3分の2が新しくなるという特色があるが、同じく大きく変更が行われた2016年も2回のレッキでペースノートをしっかり作り込み優勝を果たしている。

今季開幕戦のモンテカルロでは、ドライターマックとなった日曜日にも好走を披露しているオジエ。C3 WRCのターマックでの走りにも自信を感じている。
「今年もルートが大きく変わったが、以前にもそういう事はあった。新しいステージだとしても、自分の走りをしなくてはならないという事。でも、それは自分には合っているようだ」とオジエ。
「この事で少しストレスも増えるしアドレナリンも高まるが、そのために通常よりも差が広がるかもしれない。誰にとっても新しいステージなので、レッキでどれだけいい仕事ができるかで違いが出てくる。そこから、どれだけペースノートに自信を持って最初からプッシュできるか、にかかってくる。C3 WRCのターマックでのクオリティの高さも自分たちは分かっている。イベント前のテストはとても生産的に進んだし、マシンのフィーリングもいい。母国戦でもあるので、絶対にいい走りをしたい」

エサペッカ・ラッピは、今回が4度目のコルシカ参戦。2017年は4本のステージウインを獲得しており、うち1本はパワーステージだった。パンクによりチャンスを逃したものの、ポディウム争いも視野に入る活躍を見せている。また昨年は、コルシカでの自己ベストとなる6位に食い込んでいる。
「このラリーはいつも心から楽しめているし、スタートが待ち切れない」と語るラッピは、6歳から16歳まで、カートでレース経験を積んできた。
「このコルシカやカタルニアのような、クリーンなターマックを走るのが大好きなんだ。正確なラインを取ってスピードに乗ってコーナーに入るためにも、ペースノートの重要性はグラベルよりもターマックの方が高いと思う。ルートが大きく変わったので、みんな同じ状態からのスタートとなる。簡単にはいかないが、他のラリーではステージの知識がまだ足りない自分たちにとってはチャンスとも言える。テストも順調に進んでいるので、自信を感じている」



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