フォード・ワールドラリーチーム ダニ・ソルドとペター・ソルベルグのコメント。
ダニ・ソルド/総合3位
「フィエスタでの初体験を楽しむことができた。距離を乗れば乗るほど、快適に感じるんだ。常に学び続けているという感じだね。新しい車両について学ぶには向いているラリーではないので、もっとスピードを出そうと思えば出せるけど、そうするとコースを外れるリスクが大きくなるということだ。この安定した調子には満足しているので、引き続きこのペースを守っていく。
ところどころ滑りやすかったけど、それ以外のところはグリップがあった。今日の夕方のステージでは硬いコンパウンドを使用して、あすの雨の場合に備えて、軟らかいタイヤを温存した。硬いコンパウンドでは、トラクションが十分に得られないので、タイムをロスすることは分かっていたけど、後にタイヤを温存したことのアドバンテージが得られると思っている」
ペター・ソルベルグ/デイリタイア(総合11位)
「轍をドライビング中、埋まっている岩に車両下部のサンプガードが当たった時に、その衝撃で左のステアリングアームを曲げてしまった。そこから10kmほど、通常のペースで走り続けていたら、ステージフィニッシュまであと6km地点の、6速クレスト越えの空中でアームがポキンと折れちゃったんだ。着地の瞬間マシンはコースから外れて、岩に車両の右前が当たってしまった。
とにかくがっかりだよ。20秒のリードを持っていたけど、このラリーの距離を考えると十分なリードじゃないと思っていた。前戦のポルトガルでは似たような状況から3位まで順位を上げたから、今回も残り2日間でできるだけ順位を上げていくのが目標だ」